飛騨で育った、とらふぐの絶品を
格別な味わいで多くの美食家を魅了し続けてきた高級魚とらふぐ。
本来、海の幸のはずが岐阜県の山奥で名物に!?
しかも「道の駅で豪華なフルコースが堪能できる」と聞いて、驚かれる方も多いのではないでしょうか。
そんな、かれん一推しの食材となる『飛騨とらふぐ』の秘密に迫ります。

ふぐが悠々と泳ぐプールを道の駅に
飛騨とらふぐは、飛騨の地でミネラルが豊富な地下水を用いて育てられたブランドふぐのこと。「飛騨育ちのふぐを、ぜひとも看板料理に使いたい」という想いのもと、道の駅かれんでは温泉水を生かした専用のプラントづくり(海水魚用プール)から手掛けました。陸上養殖に成功した飛騨海洋科学研究所を訪ね、養殖に関するノウハウなどアドバイスを受けながら、平成28年に直径3mのプラント設備を完成。まるまると立派に成長したふぐを同研究所から定期的に入荷し、大切に管理しています。
活きの良いふぐをそのまま調理場へ
ふぐはとてもデリケートな生き物。そのぶん水質管理が難しく、軌道にのるまでは試行錯誤の連続でした。現在も塩分濃度の測定や、水温・水流、餌やり等に日々細心の注意を払いながら、高品質で活きの良いとらふぐをレストランでご提供しています。塩分濃度を大幅に抑えるなど特殊な養殖方法と専用の餌、ストレスの少ない環境でのびのびと育った飛騨とらふぐは、透けるような白い身と強い甘みが特徴。そんなふぐの魅力を手練れの料理人たちが引き出し、丹精を込めておつくりしています。
